FC2ブログ
-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-09-21 15:39 | カテゴリ:みそじ大学生①(初めの一歩)
さて、わたくしのハカセへの第一歩は、日本語の文法の授業から始まりました。
そうそう、わたし、パリの大学で日本学科に入りました。
ギャグみたいなほんとうの話です。

なんで今さら日本人が日本語?とお思いの皆さん、
ここにはぱぷりかのいろいろな困ったさんな事情がありまして・・・

わたし、日本語がわからないんです。

これ、通訳を始めた頃から徐々に現れた症状なのですが、
このごろ顕著です。

フランス語と英語とか、フランス語とスペイン語のような印欧語族間では、
たぶん、語と語を置き換えれば、ある程度の通訳は可能です。
言い換えれば、翻訳ツールを使えばある程度は翻訳できる、ということ。

でも、孤立言語である日本語とフランス語間の翻訳となると、話がちがいます。
日仏翻訳を翻訳ツールでやってみると、とんでもないことになることがしばしば。
語と語を置き換えても、翻訳にならないんです。

それで日仏言語間の翻訳の際に必要になってくるのが、解釈。
互いのいわんとすることを理解して、咀嚼して、別言語のなかで適当な言い方に置き換える
これが通訳、翻訳だと、わたしは思っているのですが・・・

現場系の通訳であれば、テクニカルな用語には翻訳語が確立されているし、
現場の流れもあるので、そんなに難しくはないのですが、
たとえば、接待とか、式典の挨拶なんかでの日本語、
言わんとする事が理解できないのです、あたし

さすがに母国語で慣れているので、普通に話している分には通り過ぎてしまいますが、
いざ、ほんとうに理解しているかといわれると、理解できていない事が多い。

たとえば、「どうぞよろしくおねがいします」って文、
日本人だったらいろんな場面にちりばめていますが、
これをどう訳すかと考え出すと、夜も眠れません。

「はじめまして、どうぞよろしく」

「そこんとこ、よろしくたのみます」

「よろしく伝えてね」


フランス語にはこの「よろしく」に相当する表現は存在しないので、
結局、それぞれの文脈にあわせて、言いたい内容を理解して、
フランス語の表現に置き換えていくしかないのです。

で、繰り返しますが、

何を言っているのかかわからないんです、あたし。

いやはや、致命的

なんにも「よろしく」じゃないところに「よろしく」が入っていたり、
全然反対なこと言ってないのに、「しかしながら」って言っていたり、
何が言いたいんだろう・・・と考え込んで、通訳にならなかった事が何度もあります。

・・・日本語ってヘン。←イイエ、あたしがヘンなんです・・・

日仏語両方わかる人に、
オマエは日本人としてのアイデンティティを喪失しているから、
日本人のココロがわからなくて、通訳ができないんだろう」
と言われてびっくりしたこともあります。
いや、喪失というより、たぶんもともと、日本人としてのアイデンティティは確立していなかったような・・・

これまた致命的。

こないだ、とあるところに小さな記事を依頼されて、
原稿の文字数制限は何文字ですか?って問い合わせをしたら、
「800字程度でしょうか」って返事がきたんですよ。
質問したの、わたしなんですけど・・・

普通の日本人は、これをヘンと思わないんだろうか?

やっぱ、日本語ヘン←だからオマエだって

というわけで、日本人に生まれて三十ン年、
まったく日本のとこを理解せぬまま育ってしまったようなので、
日本のことを勉強しようと決意した次第です。

hinomqru.jpg 

日本人のココロのわかる日本人になりたいと思います。


いつも応援ありがとうございます。今日もぽちっとおねがいします↓↓

BR.gif パリ生活情報
にほんブログ村 海外生活ブログ フランス情報へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。